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反応染料 -染色実験-

本日は反応染料を使った染色実験についてお話します。

反応染料とは
綿、麻、レーヨンを染めるのにもっとも多く利用されている染料です。
鮮やかな色からくすんだ色まで、ほとんどの色を得ることができます。
繊維と化学結合して染着するので耐久性に優れた染料でもあります。
反応染料を繊維と反応させて発色させるためには、アルカリ剤(ソーダ灰など)の添加が必要です。


実験課題
「染色時の芒硝・ソーダ灰の量や添加の有無によって仕上がりにどのような変化が見られるか。」

芒硝・・・染料を繊維の表面に近づける働きをします。
ソーダ灰・・・染料と繊維を固着する働きをします。
2つとも反応染料の染色には欠かせない助剤です

実験方法
100%の綿生地を以下の条件で染めます。

共通条件
生地の重さ・・・2.5g
染色濃度・・・5%o.w.f
浴比・・・1 : 40
染色温度・・・60℃
染色時間・・・40分

上記共通条件のもと芒硝とソーダ灰の添加量を変えてみました。
  1 2 3 4 5
芒硝(g/L) 30 70 - 70 -
ソーダ灰(g/L) 10 20 20 - -

実験結果はコチラ↓
12345
01_20120522142644.jpg02_20120522142710.jpg03_20120522142723.jpg04_20120522142750.jpg05.jpg


2が一番濃く染まっていますね
3~4は芒硝やソーダ灰を全く入れていない、もしくはどちらか一方だけ入れているので
上記の結果でも納得できるのですが、1と2はなぜこんなに差がついたのでしょうか

その理由は・・・↓↓↓
染色濃度によって適した芒硝、ソーダ灰の使用量があるから
なんです。

芒硝・ソーダ灰使用量の目安
染色濃度~1%1~3%3~6%
芒硝30g/L50g/L70g/L
ソーダ灰10g/L15g/L20g/L

このように染色濃度によって適した使用量が違ってきます。
今回の実験は染色濃度5%で染めたので「芒硝:70g/L ソーダ灰:20g/L」
が適した使用量となります。
このことから2の生地が一番濃く染まったことが分かります

染料の力を最大限発揮するには助剤の使い方にもこだわることが必要ですね
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